2010年2月24日
切れる若者

 パソコンのインクカートリッジを買いに近くの大型電気店に行ったとき、店頭で20歳くらいの男性が声を荒げて店員に詰め寄っていた。どうも店に在庫が切れていることを怒っているようだが、その言動が尋常ではない、まるで子供が駄々をこねているようで、しかも荒っぽい。連れの女性に促されてやっと「もう絶対この店では買わないからな」と捨て台詞を残して去ったあと、店員に尋ねたら、最近、若い人でやたら権利を振り回して店員を困らせる人が増えていますとのことだった。その芽は幼児期から小中学生時代までの家庭のしつけや、学校の教育にも関係があるようだ。感情抑制が出来ないまま、暴力行為に走る児童生徒たちの数は2008年度に過去最高の6万9千人を超え、山口県内でも877人に上ったという。暴力行為を減らすために「子供のストレスを吸収する家庭、学校の連携」が求められている。家庭で子供の話をよく聞いてあげる環境、学校ではなにか熱中させるものを見つけさせるカリキュラム。他人と社会で上手に共存するため対人能力は大人の必須条件これらは教育以前の問題ともいえるが、家庭、学校が本気で取り組まねばならないテーマである。(耕)
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